”ベンチャー”という中小企業でのインターンは無駄です
こんにちは
書き始めたばかりのタイミングですが、初っ端から具体的な話をしていこうと思います。
最近の選考では「インターン」の意味が夏季の期間限定のものを指すのではなく、
どちらかというと長期で企業に勤める形式のアルバイトを指すことが多いように感じています。
私も厳密なインターンとアルバイトの違いについては言及いたしませんが、
少なくとも、これまでの「インターン」とは学生にとっての”お試し期間”であり
中高生の時に経験する職業体験の授業に近しい意味をもっていると思います。
これまでは、そのインターン期間を経て、より社員に近い立場で過ごすことにより
企業の雰囲気や、仕事内容を感じ取り志望動機や面接につなげることが多かったものが
学生でありながら経験値を積む目的で、自ら進んでインターンに取り組むケースが多いです。
つまり、前者はA社の就活に活かすために、A社のインターンに取り組んでいるのに対し、後者はA社の就活に活かすために、B社のインターンに取り組んでいるのです。
個人的には、経験を積むための賢い選択の一つであると思いますし、
学生さんらを受け入れる企業さんの取り組み(体制?)も素晴らしい傾向だと感じています。
ただ、個人的に、学生さんには選球眼をもってインターン先を選んでほしい
と思います。
長期インターンの目的は経験を積むことであり、中小企業の雑務を巻き取ることではありません。
近頃は、ベンチャーという言葉を用いて、学生に雑務”のみ”(ここがポイント)をやらせる企業さんの話をよく耳にします。
学生さんは、インターン(下積み)として自己肯定されている方もいますが、
正直、就活においては長期インターンシップをやっていたという事実だけでは物足りません。
IT界隈を中心に活発なインターン内容をこなしている学生さんもいる中で、
自称ベンチャーの中小企業の雑務経験者は、学生さんが思っている以上に優遇されません。
このパターンは、企業さんも企業さんですが、選ぶ権利のある学生さんも学生さんです。
自分の大切な学生時代を費やすからこそ、インターンに取り組むなら実りのある経験を積みましょう。